中学生になって勉強に部活に遊びとさまざまなことに精を出していることと思いますが、そのなかで考えなくてはならないのが高校受験です。
しかし高校受験といっても、どのように勉強していけばいいのか分からないという方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事ではこれから高校受験を控える方に向けて、効率的な勉強法や上手な勉強スケジュールの組み方などについて解説していきます。
高校受験に備えよう!効率的な勉強法とは?
志望する高校に合格しようと思ったら、前もってしっかりと計画を立てて勉強していくことが大切ですが、ただ問題を解いていくだけでは効率的とはいえません。
高校受験までの限られた時間のなかで、効率良く勉強を進めていくことが志望校合格のカギとなるため、まずは効率的な勉強法について知っていきましょう。
高校受験の勉強方法①基礎をしっかりと固める
高校受験の勉強を行なうにあたって大切になってくるのが、各科目の基礎をしっかりと固めるということです。
高校入試においては、出題される多くの問題が基礎力を問う問題となっているため、基礎を身につけられていないと合格点を出すことが難しくなります。
反対にいえば十分な基礎力を身につけておけば、約70%の得点を取ることも可能なため、まずは基礎を固めることから始めましょう。
高校受験の勉強方法②スキマ時間も有効活用する
高校受験までの時間は限られているため、通学時間や休み時間などのちょっとしたスキマ時間を有効活用することも非常に大切です。
1つひとつのスキマ時間は短くても、合計時間で考えると十分な勉強時間を確保することができるため、日常のなかで勉強に充てられる時間がないか探してみましょう。
スキマ時間を使って勉強する場合は、単語の暗記などの勉強法を行なうと効率良く勉強することができます。
高校受験の勉強方法③問題集を繰り返し解く
高校受験の勉強をする際に問題集を使うことはよくあると思いますが、いろいろな問題集を取り入れて勉強するのは効率的ではありません。
まずは自分のレベルに合った問題集を購入して、その一冊が完璧になるまで繰り返し解くことを優先し、完璧に解けるようになったら次の問題集に取り掛かるといったやり方のほうが効率的です。
問題集を購入する際は、図やイラストなどが使われていて解説が理解しやすいことや、受験範囲をカバーしていることを目安に選ぶと良いでしょう。
高校受験の勉強方法④復習する時間を設ける
分からない問題や間違えた問題をそのまま放置して次に進んでしまうと、効率良く学力アップを図ることは難しいです。
間違えた問題に関しては、解けるようになるまで復習を繰り返すことが大切なので、何度も復習を繰り返して必ず解けるようにしておきましょう。
復習をしておけば、学んだ内容をしっかりと脳に定着させることにもつながるため、勉強したあとは復習する習慣をつけるのをおすすめします。
高校受験の勉強方法⑤志望校の過去問を解く
すでに志望校が決まっている場合は、志望校の過去問を解いてみるのも1つの方法です。
もちろん過去の問題と全く同じということはありませんが、出題パターンは大体似ているため参考になるでしょう。
過去問を解けば出題される問題の傾向の確認ができるだけでなく、自分の得意・不得意な科目を把握することにもつながります。
高校受験の勉強方法⑥塾や予備校を利用する
学校の授業と自学自習のみで高校受験に臨むのは不安という場合は、塾や予備校に通って講師に指導してもらいながら勉強する方法もおすすめです。
分からない箇所があれば講師にすぐ質問できるだけでなく、自分に合った参考書を教えてくれるなど、さまざまな面でサポートしてくれます。
また、自分以外に受験勉強を頑張っている生徒さんがたくさんいるため、良い刺激をもらいながら勉強に励むことができるでしょう。
全教研では高校受験クラスなどもあり、1人1人の目標に合わせた対策を行っておりますので、気になる方は無料体験授業にぜひお越しください。お待ちしております!
時期別!高校受験に向けた勉強スケジュールの組み方
高校受験の勉強を始めるときは、ただやみくもに勉強するのではなくきちんとスケジュールを組むことが大切です。
ここからは、どうやってスケジュールを組めばいいか分からないという方に向けて、時期別に勉強スケジュールの組み方について解説していきます。
中学3年の始まりから夏休み前までのスケジュール
中学3年の始まりから夏休みに入るまでの時期に高校受験について考え始める生徒が増えますが、一方で部活動や学校行事などで忙しくなるためスケジュールの組み立てが重要です。
この時期は勉強時間を確保しづらい時期でもあるため、スキマ時間なども有効活用しながら日々コツコツと勉強する必要があります。
また学校で受ける授業をよく聞きながら定期テストの対策もしっかり行なって、基礎学力を身につけておくと良いです。
中学3年の夏休み中のスケジュール
中学3年の夏休みに入ると一気に受験勉強が本格始動することなり、部活動も引退して勉強に充てられる時間が増えます。
高校受験で出題される問題のおよそ7割は、中学1・2年までに習ったことから出題されるため、夏休みのまとまった時間を使って中学1・2年で学んだ内容を復習していきましょう。
教科書や参考書を読み直すことや、これまでの定期テストの見直しなどを行なって中学1・2年の範囲を完璧な状態にしておくと良いです。
中学3年の夏休み終わりからのスケジュール
中学3年の夏休み終わりから受験直前にかけては、平日の学校終わりの時間も勉強時間に充てられるようになり机に向かう日々が続くことになります。
冬休みに入るまでは受験勉強に力を入れるだけでなく内申点アップも意識しながら、学校生活を送るようにしてください。
定期的に実施される模擬試験も受けて自分の実力の把握や苦手科目の克服を行ない、さらに学力の底上げをしていくと良いでしょう。
高校受験勉強に学習塾を利用するメリットとは?
自学自習だけでは不安な場合は、ご両親に相談して学習塾に通わせてもらうというのも受験対策の1つです。
ここからは、高校受験勉強に学習塾を利用するメリットについてご紹介していきます。
メリット①モチベーションの維持・アップが期待できる
学習塾には、自分と同じ志を持つ学生さんが多く集まるため、お互いに励まし合い切磋琢磨しながら勉強に励むことができるでしょう。
こうした勉強仲間が近くにいるとモチベーションの維持・アップが期待できるだけでなく、受験に対する悩みを相談することや苦労を分かち合うこともできます。
学習塾によっては、アットホームな雰囲気のところや緊張感が漂う雰囲気のところもあるため、自分に合った学習塾を見つけることが大切です。
メリット②集中しやすい環境で勉強できる
自宅で勉強する場合は、テレビ・スマホ・漫画・ゲームなど誘惑が多く集中できないということがあります。
しかし学習塾では当然そういった誘惑が一切ないため、勉強に集中でき効率良く学力を伸ばすことが可能です。
また学習塾によっては、パーテーションで区切られた学習机や個室なども完備されており、より集中しやすい環境が整っています。
メリット③勉強に関する悩みをすぐに相談できる
勉強をしていて参考書などを読んでも分からない箇所が出てきた場合、自学自習だと近くに聞ける人がおらずそのまま放置することになるケースも珍しくありません。
しかし学習塾に通っていれば分からない箇所があっても、すぐに講師に質問できる環境にあるため、しっかりと理解しながら勉強をすすめることができます。
また高校受験の勉強をするうえで受験に関する悩みや自分に合った志望校が分からない場合などにも、気兼ねなく相談できるのもメリットといえるでしょう。
高校受験の効率的な勉強法とスケジュールの組み方まとめ
高校受験の効率的な勉強法としては、以下のような方法が挙げられます。
②スキマ時間も有効活用する
③問題集を繰り返し解く
④復習する時間を設ける
⑤志望校の過去問を解く
⑥塾や予備校を利用する
また高校受験の勉強を始めるにあたっては、効率的な勉強を取り入れるだけでなく事前にスケジュールを組んだうえで行なうことが大切です。
中学1・2年の間に少しずつ勉強習慣を付けておき、中学3年に上がると同時に良いスタートダッシュを切れるようにしておくことをおすすめします。
自学自習だけで高校受験に臨むのは不安という方は、ぜひ高校受験にも対応している全教研の授業を受けて志望校合格を目指しませんか?
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