新中1の春休みの過ごし方~勉強内容と必要な購入品などををご紹介~

コラム
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待ちに待った春休みですが、小学校生活を終えて新中1を迎えるにあたって親子ともに嬉しさの反面、不安を感じることも多いのではないでしょうか。

特に新中1の春休みにおける
・子どもの過ごし方
・家庭での勉強内容
・購入品の最終確認

は事前に計画しておきたい項目です。

目まぐるしく環境が変わる入学後数か月の忙しさに圧倒されないためにも、小学生最後の春休みの過ごし方をぜひこの機会に親子で話し合ってみてください。

新中1の春休みの過ごし方

新中1

6年間の小学校生活を終え、中学校という初めての環境に置かれる新中1は学習内容が一気に変わるタイミングです。

新中1は勉強への苦手意識を持ちやすい時期でもあり、つまずきが早ければ早いほど勉強のモチベーションが下がってしまい、次の単元への理解度に影響するため計画的に春休みを過ごすことが求められます。

春休みの過ごし方次第では新中1の勉強をスムーズに理解することは充分に可能なため、復習をメインに新中1の予習を少し組み込んで春休みの勉強を行うのがおすすめです。

・小学校の勉強内容で苦手な所を復習しておく
・新中1の勉強と関連性が高い分野を復習しておく
・新中1で習う勉強内容を簡単に予習しておく

このようにお子さんの春休みの過ごし方の見守りに加えて、保護者の方にとっては新中1に必要な物の買い忘れがないかどうかの最終確認を行うのに適した時期でもあります。

もちろん小学生最後の長期休暇だからこそできる楽しい思い出作りも春休みの過ごし方の1つとして欠かせないため、最初にお出かけする日を決め、その後から勉強の予定をプランに書き込んでいくと楽しい行事と準備の両立ができておすすめです。

新中1の春休みにおすすめの勉強内容

中学入学に向けて勉強する男の子

新中1の春休みは勉強した方がいいということはわかっているけど何をしたらいいのかわからない!という方も多いです。

そこで、ここでは新中1の春休みにおすすめの勉強内容を各教科別で紹介します。

【国語】
・漢字語句の総復習
・少し文章長い説明文
【算数/数学】
・割合と速さ(小学生内容)
・平面図形(小学生内容)
・正の数・負の数
・加法と減法
・乗法と除法
・四則の混じった計算
・素数と素因数分解
【英語】
・アルファベット
・ローマ字
・英単語
・be動詞/一般動詞
・複数形

基本的には、小学生で習った範囲の復習と中学1年生の頭に習う部分の予習になります。

具体的にどのように勉強したらいいのかわからない、自身がないという方は、塾やオンライン授業の利用もおすすめです。新学期や新学年に向けた講座や授業を設けている所もあるので、問い合わせてみるといいでしょう。

全教研では自宅にいながらもプロ講師による双方向授業を受講することが可能です。また、授業の動画は24時間以内にアーカイブ配信を行うため、いつでも見直すことができます。春休みの勉強方法についてのご相談や無料授業体験もお待ちしております!

新中1の春休みにおすすめの勉強内容①国語の復習

国語の「漢字」「基本的な語い力」「読解力」は特にそうですが、新中1の授業は小学生の勉強をきちんと理解している前提で進み、イメージとしては小学校で習った学習土台の上に新中1の知識を積み重ねていく【ストック型の勉強】と言えます。

主要教科の中でも国語は全ての学力の源であり、漢字の読み書きや読解が苦手だと国語以外の科目でも「授業や設問の指示内容が分からず成績が落ちてしまう」ことが考えられるため、特に意識して復習を行いましょう。

具体的な勉強方法としては、覚えにくい漢字や語彙を使って実際に文章を作ってみると体感して読み方と意味を理解できるようになります。

また春休みの長期休みを使って、少し長い文章題にチャレンジをして読解力を身に付けていくこともおすすめします。

新中1の春休みにおすすめの勉強内容②算数・数学の復習

算数の「式や計算の仕組み」も国語と同じく積み重ねの勉強であり、体感として仕組みをしっかり理解する必要のある教科です。

さらに、算数の「割合」「速さ」「平面図形」などの単元を苦手のままにしておくと応用問題をはじめとした新中1の数学全体が分からなくなってしまいます。

そのため基本的な計算問題をすらすら解けるようになること、そして中1数学で必要になってくる割合・速さ・平面図形の復習と定着が春休みに取り組んでほしい算数・数学の課題です。

復習を終えたら、新中1の数学で初めて習う「マイナス」の概念がどういうものかを押さえておくと新中1数学の「正負の数」対策ができます。

春休みの過ごし方次第で新中1数学の理解度が変わるため、ぜひ苦手対策を中心に勉強を行いましょう。

新中1の春休みにおすすめの勉強内容③英語の予習

新中1では英語学習の基盤となるアルファベットやbe動詞などを勉強するため、最初でつまずかないように「今までの復習」と「簡単な予習」をしておくことがとても大切です。

春休みの過ごし方の1つとして小学校で習った英単語の読み書きとあいさつ表現の復習をしておきましょう。

英単語に苦手意識がないと読解力がつきやすいだけでなく、新中1英語の吸収スピードが早く英語を得意教科にしやすいため、普段から気になった言葉を英和辞書で引く習慣をつけておくのがおすすめです。

また暗記教科である英語は勉強量が点数に直結しやすく、計画的な春休みの過ごし方によって新中1最初の試験で高得点を取ることが可能です。

具体的には以下の3つに気を付けて英語を書く練習をしてください。
・大文字と小文字
・英単語の正確なつづり
・コンマとピリオド
・中1の始めに習う文法

新中1の春休みに確認すべき購入品

入学準備を行う4月

一般的に公立中学校の入学準備品の費用は約10万円で、私立であればさらに費用がかかりますが「私服通学」「学校指定品の少なさ」などの特徴がある学校もあり、中学校によっては想像より費用がリーズナブルに済む場合もあります。

新中1の入学準備として主に必要な購入品は以下の通りです。

・夏用制服一式
・冬用制服一式
・半袖シャツ数枚
・長袖シャツ数枚
・靴下数足
・ベルト(男子生徒)
・カーディガンやコート
・体操服上下(必要であれば洗い替えも)
・ジャージ上下
・上履き
・通学用シューズ
・体育館シューズ
・外用シューズ
・通学用バッグ
・サブバッグ
・文房具類
・弁当箱セット(給食がない場合)
・定期券(通学に必要な場合)

新中1になってから出てくる購入品や補助教材費用の支払いなどに備えて、入学前にそろえられる物に関しては早めに準備を行い、買い忘れがないよう購入品の最終確認を春休みにもう1度しておくと安心です。

新中1の春休みの過ごし方|まとめ

ここまでお伝えしてきたように春休みの過ごし方の1つとして勉強を組み込むのは「基礎固めの復習と予習をする」というメインテーマ以外に「家庭学習の習慣を定着させる」という目的もあります。

定期試験が行われる中学生活において毎日の予習復習は非常に重要かつ慣れるまで大変ですが、勉強範囲の少ない新中1のうちに毎日一定量の家庭学習をする習慣をつけておくと学年が上がって勉強量が増えても対応することが可能です。

全教研ではオンラインで受けられる【おうちで勉強コース】や新中1対象の春期講習【中学入学直前講座】を実施しているため、ぜひお気軽に個別相談や無料体験授業にお越しください。


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