オンライン授業はデメリットが多い⁉注意点と対策方法を徹底解説

オンライン授業のデメリットアイキャッチ コラム
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コロナウイルスが流行したきっかけで急速に普及したオンライン授業ですが、対面授業とは異なるためメリットもたくさんあるのですが、いくつかのデメリットもあります。

オンライン授業をスムーズに行うにはデメリットをしっかりと把握してそれぞれに合った対策をしていく必要があります。

この記事では、オンライン授業のデメリットや注意点と対策方法について詳しく解説していきます。

これから、オンライン授業を受けようと思っている方やオンライン授業に興味がある方はぜひ参考にしてください。

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オンライン授業のデメリットや注意点は?

オンライン授業デメリット

オンライン授業はネット環境と端末があればどこでも授業を受けられるためメリットばかり注目されていますが、デメリットもあります

デメリットを把握して注意するだけでオンライン授業を最大限有効活用することもできるので、デメリットはしっかりと確認しておきましょう。

オンライン授業のデメリット・注意点①|誘惑に負けてしまう

オンライン授業を受けている多くの人は自宅で受けていますが、自宅にはゲームや本・テレビ・スマホなどが近くにあるため、誘惑に負けて授業に集中できないという点がデメリットとして挙げられます。

また、教室の雰囲気や臨場感、緊張感がないと集中して授業を受けることができないという方にとってオンライン授業はなかなか集中することが難しい可能性があります。

しかし、これは親御さんの協力1つで改善できるデメリットになっているのであまり気にしなくていいでしょう。

オンライン授業のデメリット・注意点②|通信環境や端末の不具合がおきる

オンライン授業は通信環境や端末に不具合があると授業に参加できなくなってしまいます。

また、アプリやデバイスが必須になるオンライン授業が初めて!という方も少なくないと思うのですが、アプリやデバイスの使い方がわからない!という方は初回授業の時はアプリのログインやデバイスを操作するのに手こずってしまい授業に遅刻してしまう可能性があるので注意が必要です。

オンライン授業で授業をどのように配信するのかにもよりますが、初回授業の時は時間に余裕をもってスタンバイすることが大切です。

オンライン授業のデメリット・注意点③|実技・課外学習・体験授業ができない

オンライン授業は終始オンラインで行うため、実技や課外学習をするといった授業は滅多にありません。

理科などの実験などは動画で視聴はできますが、生徒が実際に体験してみるということはなかなか難しい傾向にあり、授業中に身をもって体験できないということはデメリットといえるでしょう。

最近では実験キットなどの販売もしているので、実際に体験した方がいいものなどは親子で一緒に実験をするという方法をおすすめしています。授業を聞いた後に実際に自分で実験をしてみることで復習にも繋がりさらなる学習効果が期待できます。

オンライン授業のデメリット・注意点④|体の負担

オンライン授業はパソコンを通して授業の映像を見るため、パソコンの画面をずっと眺めていたり、イヤホンで音声を聞き続けていたりすることになります。

パソコンの液晶画面を長時間に渡って見続け、イヤホンを長時間使用し続けると人によっては目や耳・首・肩が疲れやすくなり、さらには痛みを感じる人もいるでしょう。

連続して授業がある場合は授業と授業の間の休み時間にストレッチをする、頭痛や目の痛みの原因になるブルーライトをカットしてくれる眼鏡を買うなどして対策することができます。

オンライン授業のデメリット・注意点⑤|モチベーションの低下

オンライン授業は基本的に1人で授業を受けるため、サボっていたり怠けていたりしても気付かれにくく、誰からも注意されることはありません。

そのため、サボってしまいそうな場合は親御さんが気にかけてあげるなどのフォロー体制が必要です。

また、コミュニケーションを取りあう友人やお互いを高め合うライバルがいないため、モチベーションも上がりにくいです。

友達でモチベーションを上げるのではなく、合格した時の自分やその学校に通っている自分、その学校の行事に参加している自分を想像してモチベーションを上げたり、合格したら欲しい物を買ってもらえる、旅行に行けるなどのご褒美があるとモチベーションの維持にもつながります。

そもそも、オンライン授業には、一方通行の授業と、先生や一緒に授業を受けている生徒と双方向のやり取りをする双方向の授業があります。

双方向の授業の場合は、先生に発言を求められたり、生徒同士でディスカッションがあったり、称賛される場面や注意される場面があるので、モチベーションを保ちながら授業を受けることができます。モチベーションの維持がなかなか難しいという方は双方向の授業を受けてみるといいでしょう。

オンライン授業のデメリットの対策方法は?

オンライン授業デメリット

オンライン授業のデメリットを述べましたが、その対策方法はあるのでしょうか?

ここからは、デメリットの対策方法について解説していきます。

誘惑に負けてしまうときの対策方法

ゲームや本・テレビ・スマホなどの誘惑に負けてしまうのであれば、授業を受けている時間だけお家の人にに預かってもらったり、簡単に手の届かない場所に一時的にしまっておくなどの工夫で対策することができます。

また、リビングで授業を受けることで常に家族の誰かに見守られているという環境を作るのも1つの方法です。

誰かに見守られていることで誘惑に打ち勝つことだけでなく、モチベーションが下がってサボったり怠けたりすることの対策にもつながります。

通信環境や端末の不具合が起きてしまうときの対策方法

通信環境や端末の不具合が起きてしまった場合の予防・対策としては、余裕のもったスケジュールで授業を受けるということが挙げられます。

具体的には授業開始の10分~20分前には接続状態にしておき、終了後もプラス10分~20分はほかの授業を入れないなどのように余裕を持たせることで授業中のトラブルが起きた場合でも対策ができます。

もしくは授業終了後にも繰り返し見ることのできる授業を受けるという方法もあります。万が一授業中に通信障害などが起こって視聴が止まってしまっても、繰り返して視聴可能な授業であれば焦る必要はありません。

体に負担がかかってしまうときの対処法

体に負担がかかってしまう場合の対処法は、アイテムなどを使って体の負担を軽減しましょう。

授業を受けているときは目や耳・首・腰が疲れてくるので以下のアイテムを活用することがおすすめです。

・ブルーカットの眼鏡
・首に巻けるクッション
・椅子の上に敷くマット
・目薬

姿勢が気になるという方には、椅子の高さを調節しましょう。また、これからほとんどオンライン授業を利用しようと考えている方は自宅に学習用でおすすめの椅子を購入するのもおすすめです。

モチベーションの低下を防ぐ対処法

家にいる間、ずっと勉強のことを考えていると疲れてしまいモチベーションが下がってしまいますよね。

疲れないためには
「今やっている授業が終わったら休憩しよう」
「テストが終わったら休憩に入ろう」

など目的を決めて達成できたときに休憩を取りながら、自分の時間を作るようにしましょう。

また、ゲームをしたり、お菓子を食べるなどの授業後の楽しみを用意しておくこともモチベーションキープに繋がります。

オンライン授業が続くと運動不足にもなったしまうため、疲れが溜まっていても少し体を動かして体をリフレッシュさせるという方法もおすすめです。

モチベーションの維持には親御さんの協力も必要になってきます。

オンライン授業はあまり慣れていないため、子供に任せっきりにするのではなく、保護者もオンライン授業の進捗を把握して適切なサポートをするようにしましょう。

また、ご自身の子供がうまく進められているときは褒めてあげることも大切です。

オンライン授業に必要なツール

ツール

オンライン授業に参加するためにはどんなツールが必要になってくるのでしょうか。

ここからはオンライン授業を受ける時に役立つツールについてご紹介します。

オンライン授業で必要なツール①|ZOOMなどのアプリ

zoomはオンライン授業の授業ツールとして最大で1,000人参加のミーティングに対応しており、多くの塾や学校で利用されています。

zoomは動画を録画できることから授業を受けた後に見直すことや復習ができるため、とても人気ですがあらかじめ準備しておくことが必要です。

オンライン授業のツールはzoomに限らず通信アプリはさまざまあるため、塾や学校から指定されているアプリを利用するようにしましょう。

オンライン授業で必要なツール②|パソコンやネット回線・マイク・カメラ

オンライン授業では先生と生徒がお互いの顔を映しながら授業をこともあるため、マイクやカメラは準備しておくようにしましょう。

基本的にマイクやカメラはノートパソコンに内蔵されていますが、内蔵されていないものもあったり、画質や音声の質に不安がある場合は外付けのものを用意することをおすすめします。

また。オンライン授業はデーター通信量が大きくなりやすいため、安定したインターネット回線を選ぶようにしましょう。

オンライン授業のデメリットや注意点・その対策方法を徹底解説|まとめ

近年、急増したオンライン授業にはメリットがある一方でデメリットも存在します。

しかし、オンライン授業のデメリットは授業の配信方法や受け方、親御さんのご協力1つで対策・改善することが十分可能です。

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