【小学入学・中学入学】勉強の準備は必要?習慣化が大切な理由とは

【小学入学・中学入学】勉強の準備は必要?習慣化が大切な理由とは コラム
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小学入学・中学入学前の子どもに対して共通していえる保護者の方の悩みは、
「うちの子授業についていけるのだろうか」
「楽しい学校生活が送れるのかな?」

ということではないでしょうか。

小学入学後、いきなり本格的な勉強が始まると戸惑う子どももいるため、勉強に慣れ親しんでおくことが大切です。

また、中学校では勉強の難易度が一気に上がることによって、小学校では問題なかった勉強に対して、苦手意識が芽生える子もでてきます。

このように勉強に対するネガティブなイメージを減らすために、本記事では小学校入学と中学校入学をふまえた子どものいるご家庭向けに、学校生活を順調にスタートできる対策をご紹介します。

【小学入学準備】|身につけておきたい5つのこと

小学生

小学校入学を控えて、保護者の方が気になることはたくさんあると思いますが、やはり勉強面で心配なことが多いのではないでしょうか。

学校生活をスムーズに送るために、小学入学前に5つのことを身につけておきましょう。

①読書習慣を身につけよう

読書習慣が身につくことで、集中力のアップにつながります。

本を読むときは椅子に座って読むなど落ち着いた環境で集中して本を読むため、今まで家庭学習の習慣がなかった子どもが学習習慣を身に着け始める第1歩としておすすめです。

読書習慣を身につけることで集中力が身に付くのはもちろんのこと、文章を読むことで日本語の読解力や思考力・理解力など、勉強をしていく上で欠かせないさまざまな能力を育てることができます。

②ひらがなの練習をしよう

近年では、幼稚園でひらがなの読み書きの練習を行ったりしている幼稚園も多いので、ひらがなの読み書きができる状態で小学校に入学する子どもが多いです。

そのため、周りに後れを取らないためにも、小学入学前に、ひらがなの読み書きができるようにしましょう。

子どもは興味を持つとあっという間に吸収しますが、興味のないことはあまり覚えられません。

しかし、興味がないからといって諦めるのではなく、遊びや関わり方を通して子どもはひらがなに興味を持つので、読書などその子に合った方法で「ひらがな」について興味を持たせることがポイントです。

③数について理解しよう

小学入学前に日常生活で、数に慣れ親しんでおきましょう。
数の仕組みを知ることで、小学校の算数の授業を問題なく受け入れることができます。

積み木やブロック・おはじきなどの身近なおもちゃを使い、遊びの中で算数の基本となる数を足す、引く仕組みを覚えましょう。

この際も、保護者の方が無理に教えるのではなく、日常生活の中で数に慣れ親しむように自然に教えることで、自ら興味を持ち算数の勉強の習慣を身につけることができます。

④人の話をよく聞こう

授業はもちろん、お友達とコミュニケーションを取るなど小学校に入ると人の話を聞く機会が一段と増えます。

人の話を静かに聞くことに苦手意識を持っている場合は、小学入学前に、静かにしっかりと話を聞けるように練習しておきましょう。

人の話をよく聞くことで、相手の気持ちをくみ取り、自分の気持ちを言葉で伝えることができるようになります。

さらに、相手の言葉にしっかり耳を傾けることで、思考力を高め、理解力を深められるため話をよく聞くことは様々な効果を得るためにも大切です。

⑤座って勉強する習慣を身につけよう

小学生になると、座学の時間がグッと増えます。
小学校入学前に短時間でも椅子に座る習慣をつけることで、小学生の授業中に必要な座って話を聞く・勉強する力が身につきます。

座って勉強をする習慣を身につけることで、授業に集中することができ、より理解力が深まるでしょう。

【中学入学準備】|中学生になる前に知っておこう

中学生

中学生になると小学生の頃と比べて忙しくなり、勉強の難易度も高くなります

時には複雑な人間関係で、ストレスを感じ悩むこともあるかもしれません。

勉強や人間関係のトラブルを事前に知っておくことで心構えができるように、小学校の頃とどのような変化があるのか見ていきましょう。

勉強面で知っておきたいこと

勉強面で知っておきたいことは、3つに分けられます。
どのようなことがあるのでしょうか。

①勉強が難しくなる

中学校では算数が数学に、英語も本格的に習うようになり、小学校よりも全体的に勉強の難易度が上がります。

数学は文字式を扱うようになり、より難易度が上がるため理解することが難しく授業についていくのが精一杯、もしくは少し授業についていくのが難しいと感じる子もでてきます。

また、小学校までは楽しむことがメインだった英語の授業が、中学校では勉強としての要素が強くなるため戸惑ってしまうかもしれません。

中学入学前の春休みを利用して、中学校で習う範囲をできるだけ予習しておくことで対策ができます。

②科目ごとに担当の先生が変わる

小学校は一部の教科を除き、担任の先生がすべての科目の授業を担当するため、親しみを持ちやすく、授業のわからないところを質問しやすいというメリットがありました。

しかし、中学校は科目ごとに担当の先生が変わるため、関わる時間の少なさから質問をしづらいと感じることもあるでしょう。

質問ができず、わからない問題をそのままにしてしまうということが起こってしまいます。

③テストの変化

中学校のテストは、中間・期末・学年末というタイミングで全教科のテストを行います。

基本的な内容に加えて、応用問題も出題されるため難易度が高くなり、1度の試験で行う科目数が一気に増えます

暗記や公式を当てはめるだけでは解けない問題も出るため、小学校では高得点を取っていたお子さんでも平均点を下回ってしまう可能性もでてくるでしょう。

人間関係で知っておきたいこと

他の小学校の知らない子と同じクラスになり、友達関係を一から作り直さないとならないという環境の変化で、ストレスを感じることもあるでしょう。

また部活動では、小学校にはなかった上下関係が生じる可能性があります。

小学校までは優しいお兄さんお姉さんだった上級生が、中学校では怖い先輩という立場に変化することで、人間関係にストレスを感じてしまうかもしれません。

人間関係のトラブルはほんの少しのきっかけで、不登校やいじめに発展していく恐れがあります。

中学生のお子さんは親に話しにくいと感じる内容もあるため、ご家庭ではお子さんの些細な変化を見逃さないようにすることで些細な問題にも早い段階で気が付くようになります。

【中学入学準備】|中学の勉強をスムーズに身につけるには

勉強する中学生

春休みの期間を利用して勉強に取り組むことで、中学入学後の勉強がスムーズに進みます。

どのような対策をすればいいのか、ここでは3つの対策方法をお伝えします。

中学入学前の勉強①苦手教科の克服

中学校で勉強する教科は、小学校で勉強した内容がベースになるため、苦手な教科は春休み中に復習して克服しておきましょう。

勉強をするうえで基礎学力は非常に大切です。

小学校で勉強した内容を復習することで、勉強の基礎を固められ、中学校の学習内容を理解しやすくなります。

中学入学前の勉強②予習復習の大切さを知る

中学校の学習内容は難易度が高くなり、授業の進むペースも速くなるため毎日の予習と復習が大事です。

予習をすることで、事前に学習内容を把握することができるため授業自体が復習感覚になり、1つ1つの単元をしっかりと理解できるだけでなく、授業を最後まで集中して受けることができます。

そして、授業の後に再度自分で復習をすることによって定着率をあげることが可能です。

良い点数を取る為には、授業で習った内容が理解できていることが大前提ですが、予習・復習を行わないと内容を十分に理解できていないため良い点数を取ることができません。

わからないままにしておいた内容をテスト前に教科書やノートを見返してもなかなか理解できないという状況に陥りかねないので、毎日の予習・復習がとても重要です。

中学入学前の勉強③勉強を習慣化させる

勉強を習慣化することで、少しずつ確実に成績が伸びていき、逆に勉強の習慣がない子は、徐々に成績が下がっていく傾向が見られます。

小学校では感覚や今までの知識でできていた内容が、中学校では難易度が上がるため、今までの様には対応できなくなってしまいます。

中学校に入って周りに置いて行かれないためにも、中学入学前の春休み期間は勉強を習慣化させるチャンスです。

いざ受験勉強するときに、勉強する習慣を一から身につけることはとても難しいので、普段から少しずつ身につけることで徐々に成績アップにつながるため、毎日の継続がとても重要になります。

習慣化が難しい子には塾がおすすめ

塾で勉強する女の子

勉強の習慣化が大切ということをお伝えしましたが、「うちの子には難しいかも」と感じている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

勉強する習慣がある子とない子では日々の勉強や、受験勉強のスタートする時点で大きな差が開いてしまいます。

習慣化がなかなか難しい子は、塾に通うことで問題が解決できます。

①違う環境で効率アップ

ご家庭で勉強する習慣がなかなか身につかないお子さんは、塾に通ってみましょう。

違う環境で勉強することで、気分転換ができ勉強の効率アップも期待できます。

勉強の効率アップだけでなく、同じように塾で勉強する他の子と良い緊張感や、ライバル意識も得ることができ、競い合うことでモチベーションが上がります。

その結果、勉強する習慣が自然と身についていくでしょう。

中学入学前の自由度の高い春休みを利用し、刺激のある環境に身をおくこともおすすめです。

②苦手教科の対策

苦手意識が強くなると、やる気がなくなりテストの点数や成績に影響がでます。

塾では苦手教科を克服するためのやり方やコツを丁寧に指導し、もっとわかるようになりたいという気持ちを後押しします。

苦手教科にしっかり向き合い、中学の勉強が始まっても対策ができているため、つまづくことなくスムーズに授業に取り組むことができます。

習い事などで通塾は難しい、今まで塾に通っていなかったから通えるか不安という方はオンライン授業がおすすめです。

オンライン授業なら全教研

「オンライン授業ってサボろうとすればサボれちゃうんじゃないの?」
「先生の目がないからちゃんと勉強できているか不安」
「わからないことがあっても質問できないし…」

などと、実際にオンライン授業に関する不安はよく聞きます。

しかし、全教研のオンライン授業であればそんなことありません

双方向で授業を行うため、先生の目は常に光っています。

サボったり眠ったりしたら直ぐに先生にばれてしまいます。

また、自宅にいながら講師に質問できる環境が整っているので、わからない問題がそのままになってしまうということはありません。さらに、授業は24時間以内にアーカイブ配信されるため、再度見直すことも可能です。


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【まとめ】小学入学・中学入学の準備と習慣化が大切な理由

小学入学後は、事前に5つのことを身につけるとスムーズに学校生活をスタートできることがわかりました。

勉強の習慣化ができていることで、今後受験勉強をする際に、つまづくことなく進められるため、中学入学後は予習・復習を継続し、勉強を習慣化することがとても大切です。

中学生になると小学校の勉強よりも難易度が上がり、部活動などで忙しくなることも増えるため、自分で勉強の対策が難しい場合は、塾などを利用し環境を変えることで勉強の習慣化が身につきます。

小学入学・中学入学前に万全の準備をして、入学後の生活を充実させましょう。

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