小学生や中学生の子どもを持つ保護者のなかには、「我が子に自ら勉強する子に育ってほしい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
良い成績を残すことや志望校への合格を勝ち取るためには、子どもが自ら進んで学習に取り組めるようになることが大切です。
そこでこの記事では自ら勉強する子・成績が伸びる子の特徴や、自分から進んで学習に取り組める子に育てるために親ができることなどについて紹介していきます。
自ら勉強する子・成績が伸びる子の特徴とは？
自ら勉強する子とそうでない子では、同じ授業内容でも成績に差が生まれることや学力が伸び悩むことも少なくありません。
成績を上げるためには子どもが自ら勉強できるように保護者が導いてあげることも大切ですが、そもそも自ら勉強する子・成績が伸びる子にはどういった特徴があるのでしょうか？
特徴①自ら考えて行動・発言ができる
自ら勉強する子は自分で考えて行動や発言ができる傾向にあり、例えば「終わりました」「次に進んでもいいですか？」「ここを教えてください」など主体性を持って勉強に取り組むことができます。
このような子どもは、先生や親の指示を待たずに自ら考えて次に何をすべきか常に頭を働かせられる子が多く、わからないことは調べるか先生に聞くなどして疑問を放置しないため成績が伸びやすいです。
反対に成績が伸び悩んでいる子は、「指示があるまで何もしない」「指示されたことが終わっても黙っている」「わからないことがあっても聞かない」といった特徴があります。
また自ら学ぼうという姿勢がある子は1回の授業から多くを学ぼうとするため、同じ授業内容でも指示を待つ子どもより成績が伸びやすいというわけです。
特徴②集中しやすい環境で勉強している
自ら勉強する子は集中しやすい環境で勉強しているケースが多く、例えば、「ソファやベッドの上ではなくきちんと机で勉強する」「テレビやスマホなど集中力を削ぐ原因となるものを近くに置かない」といったことを実践している傾向にあります。
また、家庭によっては子どもが勉強をサボりづらいように、親が側に付く・定期的に様子を見に行くといったスタイルを導入しているところもあるようです。
その一方、勉強できない子はテレビをつけながら、もしくはスマホを触りながら勉強している傾向にあり、そのため問題を解くのに時間がかかることや解けてもきちんと内容が頭に入っていないといったことが起こります。
このように勉強する環境が整っていないと気が散りやすく効率的に勉強を進められないため、保護者が学習環境を整えてあげることが大切です。
まずは決まったところで勉強できるように机を用意して、勉強に集中するときにはスマホやゲームを遠ざけると良いでしょう。
特徴③家庭学習の習慣が身についている
自ら勉強する子の特徴としては家庭学習の習慣が身についている点も挙げられ、勉強することが当たり前だと認識しているため少しずつ勉強が得意になります。
また勉強ができない子はやる気がある日にまとめて長時間勉強する傾向にありますが、勉強ができる子は毎日短時間でも勉強するため授業に付いていきやすく、こまめに苦手克服もできて勉強に対する苦手意識が付きにくいです。
毎日少しでも勉強するように習慣づけることで勉強そのものが日課となり、自然と机に向かうようになって結果的に自ら勉強するようになるでしょう。
自ら勉強する子に育てるために親ができること
自ら勉強する子・成績が伸びる子の特徴について紹介しましたが、実際に自分から積極的に勉強に励む子どもに育てるためにはどうすればよいのでしょうか？
「勉強しなさい」など強制的に勉強させるような声かけは意味がなく、子どもが自ら進んで机に向かうようにするには勉強を習慣化させるための仕組みを作ることが大切です。
そこでここからは、自ら勉強する子に育てるために親ができることを紹介していきます。
今ある習慣に勉強を組み込む
食事・入浴・歯磨き・就寝といったものは日常のなかで習慣化されたものですが、このすでに習慣化されたもののなかに新しい習慣として「勉強」を組み込むと良いです。
例えば、「朝食後に読書する」「就寝前に暗記の勉強をする」「夕食前に宿題を済ませる」といったルーティンを作ることで、自然と習慣につなげられるでしょう。
この方法はすでに多くの家庭でも取り入れられており、小学校低学年などのうちから始めておくとより習慣化させやすいです。
小さい頃から勉強することが当たり前になっていると、子どもが成長してからも自然と自ら勉強するようになる可能性が高くなります。
達成する喜びを感じさせる
自ら勉強することを習慣化させるためには日々の目標を見える化すると良く、具体的にはノートなどに「今日やること」「今週やること」などを書き出しておくのがおすすめです。
そして、やることが完了するたびにチェックを入れていくことで「達成する喜び」を実感しやすく、さらにポイント制のゲーム形式にすればこれまでの記録が数値化されるため、自分の成長が見える化されてモチベーションアップにもつながります。
また習慣化させるためには例外を作らないことも大切で、休日なども5分でもいいから勉強したという実績を残しておくと良いです。
勉強＝楽しいことだと認識させる
子どもはゲームやクイズ・なぞなぞが好きな傾向にあるため、勉強もゲームやクイズ・なぞなぞのようなものだと捉えてもらえれば、楽しく勉強に取り組むことができ勉強が好きにもなるでしょう。
具体的な例としては保護者が問題をクイズ形式で出題し、制限時間内に答えられなかった場合はヒントを与え、正解できたらポイントやシールをあげるといった方法です。
親も一緒に勉強に参加することで親子のコミュニケーションにもなり、「勉強させられている」と感じることなく積極的に勉強に取り組めるようになります。
全教研のおうちで勉強コースなら自ら勉強する子になる！
全教研のオンラインライブ授業なら、家庭学習の習慣化につながり自ら勉強する子に育てることが可能です。
そこでここからは、全教研のオンラインライブ授業が受けられる「おうちで勉強コース」のメリットやおすすめポイントについて解説していきます。
自宅にいながら講師や生徒同士でコミュニケーションが取れる
全教研のおうちで勉強コースは、自宅で受講することのできる映像授業でありながらも人気講師との双方向オンラインライブ授業をリアルタイムで受けられるコースです。
オンライン上で生徒と講師はもちろん、生徒同士もコミュニケーションが取れるシステムになっているため、躓いている時や悩んでいる時などもお互いに助け合い・学び合い成長することが期待できます。
また、勉強でわからないことがあっても講師に質問や相談ができる環境が整っているため、きちんと学習内容を理解することができるため学習意欲向上にもつながりやすく、結果として家庭学習を習慣づけられるでしょう。
保護者の方は送り迎え不要だからサポートしやすい
全教研のおうちで勉強コースはオンラインライブ授業のため通塾0分で、保護者が塾の校舎まで送り迎えする必要がありません。
通学不要のため、塾帰りの夜道を子ども1人で歩かせる心配などもなくなり、保護者は家庭学習のサポートに集中することができます。
送迎が不要のため、保護者は脳の働きに大きく関わる食事面での栄養管理や集中しやすい環境づくりに力を入れられるため、子どもの学力アップを支えてあげることが可能です。
また通塾時間が不要になる分、勉強時間を多く確保できるようになり、その結果学力向上・成績アップにもつながるでしょう。
中学・高校・大学受験に対応している
おうちで勉強コースでは、「中学受験コース」「高校受験コース」「大学受験コース」など、学年に応じてさまざまなコースを選択可能です。
また中学受験コースには「小6附設ラ・サール受験コース」や「小3中学受験コース」があり、高校受験コースには「中1附設ラ・サール受験コース」、大学受験コースには「難関大・医学部コース」「九州大学コース」「国公立・私立大学受験コース」があり、目的に応じたコースを用意しています。
志望校に合わせた受験勉強はもちろん受験に関する悩み・不安も講師に相談しやすいため、モチベーションを維持しながら勉強に取り組むことも可能です。
全教研のオンラインライブ授業で家庭学習を習慣化させることで、自ら勉強する子に導いてあげられるでしょう。
勉強する子の特徴と自ら机に向かう子どもに育てる方法|まとめ
自ら勉強する子・成績が伸びる子の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・集中しやすい環境で勉強している
・家庭学習の習慣が身についている
上記のような子に育てるためには、「朝食後に読書タイムを設ける」「就寝前に単語帳を覚える」など、今ある習慣に勉強を組み込むのも方法の1つです。
また目標を決めて達成する喜びを感じさせることや、幼い頃から勉強＝楽しいものだと認識させてあげるのも良いでしょう。
全教研の「おうちで勉強コース」なら自宅でのオンラインライブ授業によって家庭学習の習慣化につながり、自ら勉強する子に育てることが可能です。
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