8月5日~8日、全教研の夏期講習期間に、中3受験生対象の学習合宿『中3合格力強化セミナー』が開催されました。
3日間で5教科合計28コマもある授業は、すべてオンラインで実施。その最大のメリットは、クラス分けにあります。
教科ごとに習熟度別クラスになっている授業なので、たとえば数学は「発展クラス」、英語は「基礎クラス」と今の自分に合わせたかたちで受講できます。生徒一人ひとり、得意不得意があるのが普通ですから、細かいクラス分けはオンラインだからこそ可能なスタイルです。
生徒のみなさんは、1コマごとにクラスを移動して授業を受けていきました。中3ともなれば、タブレットやPCの扱いも慣れているので操作もスムーズ!
目の前の画面には先生の顔が大きく映り、まるで1:1で授業を受けている感覚になります。ほかの受講生には顔が見えないスタイルなので、過剰に周りを意識しないでいいのも良いところだったようです。
実際、授業ではほとんどの生徒がカメラオンで受講していました!
先生は生徒のみなさんの表情を常にモニターで確認しながら授業をします。
「ここ、大丈夫?」という先生から問いかけに、生徒の皆さんは大きくうなずいたり、首を横にふったり、他にも手で〇や×を作って、積極的に意思表示をしていました。
わからないところの質問は、もちろん授業内で発言もできますが、チャットでも送信可能!「授業、止めちゃうかな?」「こんなこと、みんなの前で言ったら恥ずかしいかも・・・」という周りへの心配もなくなるので、先生宛にどんどん質問が飛んできていました。
「わからない」と素直に言って学ぼうとする姿勢は、とても大切です。
途中で休憩や自学自習タイムをはさみながら、10:00-19:00まで学習するわけですが、集中力は途切れることがない中3のみなさん。
全教研のオンライン授業は「リアルタイム・双方向スタイル」なので、それぞれが能動的に受講できるからこそ、頑張れたようです。
最終日は成果確認テストが実施されることもあり、3日目の自学自習タイムでは、先生たちにたくさんの質問が飛んできていました!
ちなみに、自学自習タイムでの質問・相談は、アプリを使って先生に伝えます。気軽に質問しやすいのもあってか、普段の勉強方法についてアドバイスを求めるコメントも多く寄せられていました。先生から返信に、中3生たちからのかわいい絵文字や顔文字の反応が返ってきているのも印象的でした。
受けてみればあっという間の28コマ。閉会式では画面越しでもはっきりわかる清々しい雰囲気。先生一人ひとりからのエールもあってか、満足度の高いセミナーだったようです。
次は秋に『1教科集中特訓合宿』が控えています。基礎を固めて全体的な学力に底上げをした後は、絶対に伸ばしたい1科目に集中アプローチをします。お楽しみに!