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中国には55に上る少数民族が存在します。人口の割合からみると約8%を占めるにすぎませんが、彼らは独自の文化を守り、集団居住地で自治権を行使している民族もあります。中国政府は少数民族の保護政策を実施しており、子どもも2人まで認めています。私は朝鮮族出身です。朝鮮族は教育熱心な民族ですから教育水準は国内で高い地位を占めています。
朝鮮族は吉林、遼寧、黒龍江の東北3省(旧満州)
に集中し、私は吉林省の延辺朝鮮族自治州の首府延吉市に生まれました。 |
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延吉市には少数民族総合大学「延辺大学」があることで有名です。私が通った民族小・中学校では小学2年から中国語を学び、中学を卒業するころにはほぼ全員が中国語と朝鮮語を話すバイリンガルとなります。重要科目は数学と朝鮮語です。また「思想品徳」というかつての日本の修身に当たる科目も重要視され、生徒はこの科目で社会主義国家の国民としての自覚や心得などを学び、さらに中学ではマルクス・レーニンを学ぶのです。中学に入ると英語か日本語の外国語があり、両者の人気は半々です。高校入試は厳しく、落ちた生徒は留年して翌年受けるか専門学校進学や就職の道をとります。何年も留年する子もいました。大学も難しく希望者全員が行けるわけではありません。勉強が難しいので小学校から塾に通う子も増えています。またピアノやバイオリン、サッカーなどのお稽古事も盛んです。少し前まで留学は一般的ではありませんでしたが、現在ではいい仕事に就けるよう借金しても子どもを留学させる親が増えてきました。
李 海燕(Li Hai Yan)
福岡市在住(会社員) |
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