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南米大陸のほぼ中央、アンデス山脈の真ん中にボリビアはあります。国土の1/3近くをアンデス山脈が占め、国の東部には熱帯雨林やサバンナが広がっています。民族衣装をまとった先住民族も多く見られ、南米の中でも特に南米らしい国として知られています。
ボリビアは1538年スペインに征服され植民地になりました。現在ボリビアが抱える問題はすべて元をたどればそこに端を発していると思います。
さて、ボリビアでは教育は長い間、白人と一部の金持ちの子どもに限られていました。
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1982年に軍事政権から民政に移管しましたが、本格的に教育に手がつけられたのは1994年になってからです。現在政府は20年計画で教育改革を推進しています。
教育制度は、小学校5年間、中学校3年間、高校4年間となっています。小学校5年間と中学の最初の1年間、計6年間が義務教育です。義務教育は無償です。でも農村部では家の手伝いをするため、平均4.2年しか学校に行きません。人口の約14%が読み書きができず、女性だけをとってみると、この数は20%近くに上ります。学校が少なく、一つの建物を小・中・高が共同で使っていることや設備が整っていないこと、教師の質、栄養失調が原因の障害児が多く、その子たちへの教育が十分でないことなど、まだたくさんの問題が残されています。
教育改革の一つの成果として3つの言語(スペイン語、ケチュア語、アイマラ語)で書かれた教科書が登場しました。それまで教科書はスペイン語のみで書かれており、半数以上を占める先住民族の子どもたちは読むのに苦労していたのです。教育改革が徹底され、子どもたちに教育が行き渡ることを期待しています。 |
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オディシア アンジェロ
(Odicea Angelo)
九州大学大学院人間環境学府
都市計画学博士課程卒業。
現在アクロス福岡にある国連ハビタット福岡事務所職員。日本へは2002年に来日。修士課程はベルギーの大学で修める。
福岡市在住 |
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