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教育事情「あの国この国」
 
教育事情「あの国この国」
Series12 タンザニア
 
 キリマンジェロ山やサファリで有名なタンザニアは、アフリカの中では最も安定した、平和な国です。1961年、イギリスから独立して以来、教育には国をあげて力を入れています。
 タンザニアの教育制度は、小学校7年、中学校4年、高校2年、大学3年から4年となっており、義務教育は小学校7年間です。タンザニアには130を超える部族があり、それぞれに異なる言語を持っています。部族が異なるとことばは通じません。共通語はスワヒリ語と英語です。子どもたちは小学校に入るとスワヒリ語で授業を受け、3年生から英語を学びます。
しかし最近では幼稚園から英語を教えるところも多く、小さな子どもが上手に英語を話しているのを見て驚いたことがあります。義務教育の就学率は100%近くに達しているものの、学校の数が不足していることや貧しくて教育費が払えない家庭も多いため中学校への進学率は20%前後しかありません。
 タンザニアの教育の問題点は、私立と公立間の格差だと思います。また教育システムが統一されておらず、私立学校によってシステムが違うため、転校や中途入学が困難なことです。外国のNGOや民間団体による学校もたくさん作られていますが、まだまだ不足しています。エイズやストリートチルドレンなども問題の一つです。
 私は日本の文科省の奨学金で日本へ来ました。タンザニア人は日本は教育水準が高く、科学技術の先進国であるとともに、貧しい国を援助する親切な国として好意的に受け止めています。日本の皆さん、タンザニアへ来てください。現地のキリマンジェロコーヒーのおいしさは格別です。
 
サロル・ドルジャパラム スワイ・オムベニ
(Swai Ombeni)
九州大学人間環境学府
建築学科 都市計画分野
ドクターコース1年
福岡市在住
 
 
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