 |
| |
 |
 |
| |
ペルシャ文明の地として、また絨毯や石油産出国として有名なイラン。その教育は日本とはかなり異なっています。教育制度は5・3・4制で義務教育は小学校と中学校です。しかし授業料は国立であれば小学校から大学まで無料です。進級や進学は厳しく小学校から落第があります。大学進学は国立大学の数が少ないことから非常に難しく、高校は大学進学のための準備段階として位置づけられています。よい大学を卒業しないと仕事が見つからないので、高校生は真剣に勉強します。
|
 |
大学入試は、全国一律の統一テストで決まります。生徒は志望学科を国立は100学科まで、私立は5学科まで書くことができます。私は30まで希望を出しました。第一志望はテヘラン大学の医学部にしましたが、ここは最も狭き門で、結局第7志望のテヘラン大学理学部に受かりました。
イランの教育の問題点は、大学が少ないことのほかに、教科書の内容が古い、給与が低いので教師の質がよくない、学校施設が不足しており午前の部と午後の部の2部制になっている、などがあげられると思います。小学校から私立学校もありますが、授業料が高いので裕福な層の子どもしか行くことができません。
イランでは意外にも、国立大学生の男女比は2対 3で女子の方が圧倒的に多いのです。最近の女子学生は髪を隠すスカーフもできるだけ小さくしたり、スカートも短くしたりとおしゃれを楽しんでいます。女性の社会進出も増え、イランの社会も少しずつ変化しているように思います。 |
| |
 |
アラシJ. ガンドミ
(Arash J. Gandomi)
九州大学大学院理学部地球惑星学科地質学講座、博士課程2年。
日本へは2003年の10月に。修士課程を経て在日5年目。テヘラン大学で地震学を学んでいたとき、学会で来ていた九大の先生に会ったことが留学のきっかけに。1年半前、結婚。奥さんはテヘラン大学の日本語学科卒業で日本語が堪能。
福岡市東区在住。 |
|
| |
| |
|
|